この記事では
レオパに体調が悪いから病院に連れていきたいけど、何に入れて連れていけばいいのかな?
といった疑問がある方に向けて解説していきたいと思います。
結論
レオパを病院まで連れていく移動方法で気をつけるポイントは2つあります。
- 温度管理
- 目に見えるストレス
レオパは寒さに弱いため温度は飼育環境と同じぐらいの温度を保つ事が出来るような保温性が高い方法が良いでしょう。特に日本の冬は寒いため、寒い時期の移動にはより注意が必要です。
次に注意するポイントはストレスです。動物病院には爬虫類以外にも様々なペットが受診に来ています。そのペットはレオパにとって天敵(捕食者)なので、レオパ自身が外を見ることが出来る状態だとストレスに感じる可能性があります。
私が連れて行く時は、下記のような虫カゴに使うプラケースの床にタオルを敷き、保温バッグにカイロと温度計を入れて連れて行っています。
寒い時期は保温性の高いダンボールに入れたり、カイロの数を増やして対応しています。
以下ではレオパを病院に連れて行く前に確認しておいた方が良いことを記述しておきます。
動物病院に連れて行く前に確認すること1
レオパは人と違って、自分の体調不良を説明する事が出来ません。なのでドクターになるべく正確に判断をしていただくためにも、飼育状況を記録しておき、受診時に伝えた方が良いでしょう。
以下では動物病院で円滑に調べてもらうために記録した方が良いこと
- 普段食べている餌の種類と量
- 飼育温度と湿度
- 飼育している飼育容器のレイアウト状態(写真で撮っておくと良)
- 体重の推移
- 便の状態
これらは比較的どんな症状で受診した場合でも聞かれる事が多い内容なので、答えられるようにメモしたり、覚えておくと良いでしょう。
特に便は前日~当日に獲れた物があれば、寄生虫、細菌の検査も行ってくれるため、獲れた場合はラップなどで包み、ジップロックや袋に入れて持っていきましょう。
動物病院に連れて行く前に確認すること2
レオパを連れて行く前に動物病院に爬虫類が受診できるか確認の電話を行いましょう。
基本的に動物病院は犬・猫がメインで、小動物や爬虫類は専門外な場合が多いです。
- ネットに誤った情報が書かれており、実は爬虫類が診れない動物病院だった
- 爬虫類が診れる担当医が不在だった
などの問題が出る場合もあるため、必ず爬虫類(ヒョウモントカゲモドキ)が受診出来るのか電話で確認しましょう。
動物病院の費用
レオパが動物病院を受診した場合にかかる費用としては以下の内容があります。
- 診察料・初診料(基本料金)
- 検便
- レントゲン
- 血液検査
- 注射
- 点滴
- 内用・外用薬の処方
この中から基本料金は必須でその他はレオパの状態を診て必要な処置が追加で行われます。
目安として、自分の爬虫類が吐き戻しと消化不良便で受診した際にかかった費用は9250円でした。
診察料 | 1000円 |
抗生剤注射と補液注射 | 2500円 |
レントゲン | 4000円 |
検便 | 1000円 |
合計 | 8500円+税 |
まとめ
はじめての病院受診は緊張すると思います。
レオパは保温とストレスに気をつけて移動しましょう。
動物病院を受診する際は爬虫類が診られるどうかは絶対確認しましょう。
以上です。この記事が少しでも皆様の参考になれれば幸いです。