みかん先生のレオパ講座
みかん先生講座

第12回【レオパのシェルターを使う意味】

みかん先生

こんにちは皆さん。今回はなぜシリーズの第2弾、レオパのシェルターの必要性について解説していきたいと思うわ

ごましお

よろしくおねがいします!

なんでレオパに隠れ家が必要なの?

みかん先生

結論を言うとレオパードゲッコーは捕食行動時以外はほとんど岩陰等に隠れて過ごして生活するスタイルなの。隠れる場所がないこと自体がストレスになってしまうわ

レオパの飼育ケースにシェルターを設置する理由

  • 身を隠せる安全な場所を作ることでストレスを軽減させる
  • シェルター内は温度や湿度変化が少なく過ごしやすい
  • ウェットシェルターは高湿度な場所を作れる
ごましお

たしかに暗くて狭い場所があると安心する!

みかん先生

シェルターがあると人に慣れないと言って設置しない人も居ると思うけど、レオパを長期で飼育していくならゆっくり慣れて貰えばいいし、ストレスから起因する病気になったら良くないから設置してあげた方がいいわね

オマケ【レオパの生活習性】

レオパードゲッコーは捕食者が多いため日中は岩陰や巣穴で隠れて生活する。日が暮れる夕方~明け方にかけて捕食者の少なくなる時間帯に捕食等を理由に巣穴を出て活動している。

レオパがストレスがたまるとどうなるの?

ごましお

もしストレスが溜まったらどうなるんだろうね?

みかん先生

難しいわね。ストレスが溜まっても今すぐどうこうなる事は少ないと思うけど、個体によっては床材を誤飲するようになったり、脱皮を途中で辞めてしまったりと言った症状が出ると言われているわ。

みかん先生

飼い主さんストレスが溜まっている状態が長く続くとたぶん体調が優れなくなると思うけど、それと一緒の状態だと思うの。

シェルターの種類

みかん先生

シェルターには水入れ付きのウェットシェルターと水入れの無いドライシェルターがあるの

ごましお

どっちがいいの?

みかん先生

それぞれの特徴は以下の通りね

ウェットシェルターの特徴

  • 水を入れられるので保湿しやすい
  • その一方で水を使用するため温度が下がりやすい
  • 時期によっては高湿度状態になる

ドライシェルターの特徴

  • 水が入れられないので乾燥しやすい
  • 水を使わないため温度が下がらない
  • 時期によっては低湿度状態になる
みかん先生

ウェットシェルターは夏場の暑い時期や秋頃の乾燥する季節に使用すると良いわ。逆にドライシェルターは梅雨時期の湿度が高くなる時や、冬の寒い時期に使用するのが良いわね

ごましお

ウェットシェルターに水入れなかったらドライシェルターとしても使えるね!

みかん先生

そうねウェットシェルターはドライシェルターの役割も出来るからどちらか片方だけと言うならウェットシェルターを持っておいた方が良いと思うわ

最悪シェルターじゃなくても…

みかん先生

もしシェルターが設置したくないのであれば最悪シェルター以外の物を設置してあげればいいと思うの

ごましお

シェルター以外のもの?

みかん先生

ええ、レイアウト上の理由でシェルターを置きたくないなら、例えば流木とか造草とか、とりあえずレオパが隠れられるのであれば何でも良いと思うの

みかん先生

飼育ゲージに何にも置きたくないなら周りの暗闇で静かな環境にしてあげる事でもストレスは軽減されると思うわ

まとめ

みかん先生

以上で今回の解説は終了よ。まとめは以下の通りね

  • シェルターを置く理由:レオパの安全地を提供しストレスを軽減する
  • ストレスたまると様々な悪影響が出る
  • ウェットシェルターとドライシェルター片方買うならウェットシェルター
  • シェルターを置かないなら流木や造草で隠れ家の代用を
  • それも出来ないなら周りを静かで暗闇の環境にする
みかん先生

この講座が少しでも参考になれば嬉しいわ

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