レオパを飼育すると日課になる水入れの交換です。
長く飼育していると、リアルの忙しさから水入れの交換を忘れて不安になってしまう事があると思います。
今回は飲み水の交換期間についてお話したいと思います。
結論
最初に結論から言いますと2~3日程度であれば飲み水は腐りませんので、交換を怠ったとしても慌てる必要はないでしょう。
しかし、飲み水を交換間隔は毎日行うように心がけましょう。
2.3日おきで行うように意識していると、忘れてしまった時に水が腐ってしまうリスクが高くなりますからね。
水はなぜ腐るのか?
厳密には水は腐る事はありません。水の中に含まれる物質が腐ってしまったり、雑菌が繁殖する事を、水が腐ったと表現しています。
通常、水道水には塩素が含まれており、この塩素のおかげで菌の繁殖が抑制され、水が少しでも長持ちするようになっています。
レオパの飲み水として、健康に良さそうだからとミネラルウォーターや、沸騰した後の白湯、浄水器を通した水などを水入れに入れる方も居ますが、絶対にやめてください。
上記は塩素を除去する行為であり、塩素を除去した水は腐りやすく菌が繁殖しやすいです。置き水としての利用は向いていません。
腐った水の判断方法
水が腐ったかどうか、見た目だけでは判別がしにくいです。目安としては水入れの底を触ってみてヌルヌルするかどうかで判断しましょう。
ヌルヌルは加湿器などでも見られるセラチア菌と呼ばれる菌が繁殖している可能性が高いでしょう。
これが繁殖してヌルヌルしている=塩素の力が弱まり水が腐っている可能性が高い状態であると判断出来ます。
レオパが腐った水を飲むとどうなるか
レオパが腐った水を飲んでしまうと、下痢や嘔吐、拒食、食欲不振といった消化器に関する症状が出る事が多いです。
尻尾が太く、体力に余力がある大人の子であれば体調が回復するまで乗り越えられますが。
尻尾が細かったり、幼い子の場合、乗り越えられず死んでしまう子もいるため、注意が必要でしょう。
飲み水にサプリを添加すると腐りやすくなる。
レオパのサプリには飲水に添加するサプリが存在します。
その代表として、整腸剤のレプラーゼ(水溶性)
ビタミン剤のレオパビタミンウォーター
これらを水に添加する際、水にとっては不純物であり、腐る速度を加速させてしまいます。
これらの飲水に添加するサプリを使用した場合は必ず毎日交換するように心がけましょう。
ウェットシェルターの水も注意!
ウェットシェルターに入れた水も当然腐ります。
この時期は暖かくなり、レオパが温度を調整するために、ウェットシェルターの水に浸かり涼んでいるような様子も見られると思います。
このような場合は生体が入り込むことで身体についている不純物が水に混ざるため腐りやすくなっています。
レオパはウェットシェルターの水も飲み水として認識しますので、飲み水じゃないから大丈夫と継ぎ足しを行わず、きちんと洗浄してあげてください。
まとめ
水入れに入れた水は交換後はおおよそ2~3日で腐り、サプリを添加すると更に短期間で腐ります。
交換を忘れる事を考えると毎日交換する事が好ましいでしょう。
ウェットシェルターに入れた水も腐りますし、レオパが飲み水として飲むこともあるので、洗浄と交換を心がけましょう!