みかん先生のレオパ講座
レオパ

夏のレオパのゲージ内温度管理の便利アイテム(Switchbot温度計) レビュー

毎日の気温が30℃を超えて猛暑が続きますね。エアコンを常時使用していないと厳しい時期になりました。

仕事や用事などで日中家を開けることが多いと、室温やレオパのゲージ内温度が気になって仕方ない人、いませんか?

今回はそんな人のために、温度管理をする上で便利な温度計を紹介したいと思います。

SwitchBot 温湿度計

今回紹介するのはスマート家電のSwitchbotシリーズの温湿度計です。

この温度計は外見は他のデジタル温度計と相違はありませんが、最大のポイントがアプリと連携することによって。温湿度が記録され、スマートフォンからそれを確認することができます。

更にAlexaなどのスマート家電と連携することで、外出時にもリアルタイムで、設置場所の温湿度を確認することができます。

この温度計をゲージ内、もしくはケージの近くに設置しておくことで、室温の推移が確認でき、自身の環境にあった温度管理が可能になります。

温度は日本でも、地域や家の断熱などの環境により、個々で違いがあるため、ネットの情報を鵜呑みにせず、自分の環境に合う温度管理をしていく必要があるでしょう。

温度計の大きさ

温度計の大きさを使用者が多いであろうビバリアのツインメーターNEOと比較しました。

ツインメーターと比べるとサイズは小さいですが、デジタル式、通信機器、電池を使用して稼働しているため、厚みは2倍近くあります。

アプリ画面

専用アプリをダウンロードして、温度計の裏にあるボタンを押せば簡単に接続できます。

下記はスマートフォンと連携した際の使用時の専用アプリの画面です。

温度データ(日)

こちらは温度のデータです。 この日は最高が35℃で最低が28.9℃と一日を通して暑い日でした。

自分の温度計のデータを確認すると、昼間よりも夕方にかけて温度が上がっていく特徴があります。

これは部屋が2Fで日中屋根裏に溜まった熱が、夕方にかけて2Fに伝わるために、このような推移をしているのだと思います。これも温度計を設置していないと気づけない我が家の特徴ですね。

(10時)と(18時)はエアコンを使用していたため、温度ががくっと下がっています。

一時的に室温35℃を超えても、ウェットシェルター内は31℃~33℃前後のため、ヒョウモントカゲモドキも生活できますが、常時35℃を超えるような日が続くと、ヒョウモントカゲモドキにも負担がかかるので、エアコンなりで対策するほうが良いでしょう。

また週のグラフを確認するとこのような感じになっています。日で確認した木曜日に測定した35℃が最高気温で最低気温が26.9℃ですね。やはり日本の夏は暑くなってきているように感じます。

湿度も測定できますが、こちらはまだあまり有効活用できていません。室内の湿度を図っても結局ウェットシェルター内が高湿度になっているので、あまり気にしなくていいような気がしています。

このようにこの温度計では1時間、1日、1週、、、毎のグラフが記録され、それを確認することができます。

一日の温度推移が確認できることで、ヒョウモントカゲモドキのパネルヒーターが必要、不要になるタイミングや、エアコンなどの空調調整の必要性が把握しやすくなります。

また、この温度計をスマートホームのアレクサなどと連携することができます。

連携すると、Wi-Fiを経由することで、外出時にも室温の確認をすることができます。

アレクサのアプリではグラフは表示できませんが、リアルタイムの温度が確認できます。

アレクサアプリでの温度計確認

また、蛇足にはなりますが、アレクサを経由することで、自宅のエアコンを外出先で起動できるように設定しているため、予想以上に暑くなった日はエアコンを起動するようにしています。

補足 レオパの適正温度

レオパの主な生息地のカラチの平均気温を確認してみましょう。

画像に alt 属性が指定されていません。ファイル名: 2021-02-20_20h01_41.png

確認したように4~10月のヒョウモントカゲモドキの活動期の昼夜問わず気温が高いですね。一般的にヒョウモントカゲモドキの適正温度は23℃~33℃前後とされているのも、この生息地の気温を参考にしているのだと思います。

一方で東京の平均気温を下記で確認してみましょう。

画像に alt 属性が指定されていません。ファイル名: 2021-02-20_20h02_19.png

やはりカラチと比べると全体的に温度が低い印象です。なので、パネルヒーターなどを利用して、ゲージ内に温度の補助が必要になるわけです。

しかし7月と8月、これはカラチと比べても昼夜の温度が確保できているため、エアコンの設定温度にもよりますがパネルヒーターは不要になる可能性があります。

しかし、あくまでこれは東京での話です。日本も北海道~沖縄まであり、場所によって平均気温は様々です。加えて住宅の通気性、断熱性、家電の稼働数、空調の有無で変わるため、自身の環境と相談しながらレオパの飼育環境の方針を決めましょう。

まとめ

今回は温度をグラフ化して、スマートフォンで確認できる温度計、Switchbotを紹介しました。

普通の温度計と比べると、少し値段は高いですが、それに見合うだけの性能、機能を兼ね備えています。

仕事などで自宅を空けているときのペットの温度が心配な方や、自宅環境での室温の一日の推移を確認してみたいと言った方にはオススメできます。

またアレクサなどのスマートホーム機器を一緒に使用することで、更に便利になるので導入をオススメします!

最後まで読んで頂きありがとうございました。少しでも皆様の参考になれば幸いです。

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