みかん先生のレオパ講座
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レオパはおとなしい? レオパの性格のお話【飼育の疑問】

最近爬虫類が人気になってきていることもあり、ヒョウモントカゲモドキを飼育される方が増えて嬉しい限りです。

飼育を決意された方にはツイッターやインスタに登場している人慣れしたレオパや、比較的温和しいレオパを見て、飼育した人も多いはずです。

飼育書にもレオパードゲッコーをおとなしく、飼育しやすいと紹介している本が多いでしょう。

しかしレオパも生き物、その個体によって様々な性格の違いがあります。

今回はそういったレオパの性格についてお話していきたいと思います。

レオパはおとなしい?

現在流通、販売されているレオパはブリーダーの手により繁殖された個体がほとんどです。

野生個体では、人になれておらず、攻撃的な個体も多いですが、繁殖個体は人に見られたり触られる事に慣れているため、大きく暴れたりする個体は少ないでしょう。

ほとんどの子はおとなしいですが、当然0ではなく、性格の違う子がいるということも知っておく必要があるでしょう。

うちの子での比較

次の2つの映像は自宅で飼育している2匹のレオパードゲッコー、白黒の子がごましお、オレンジ色の子がみかんです。

シェルターに隠れている二人に指を近づけた際の反応を確認する映像です。

ごましお

ごましおは飼育当初から臆病で攻撃的な面があり、少しの物音で逃げたり、動く物体や他のレオパを見ると、とりあえず噛みつこうとしていました。

スーパーマックスノー個体で、弱視の可能性があるため餌と勘違いして食べようとする、食欲旺盛なだけかもしれませんが、体の確認をする際のハンドリングも嫌がって噛みつくことがあります。

みかん

みかんは、ごましおと同様に指を近づけると、近づいて舌で舐めたりはするものの、噛み付いたりする事はありません。

ハンドリングの抵抗もなく受け入れておとなしくしています。

同じように飼育している2匹でも、性格の違いで、触れられる子、触れられない子が存在します。

ごましおは♀ですので、思いっきり噛まれたとしても、少し痛い程度ですみますが、もし♂であれば顎の力が強く、流血してしまう可能性もあると思います。

自分の理想の子を飼育するために

ヒョウモントカゲモドキを飼育して、人慣れ出来ずに、ハンドリングが出来なかったり、噛まれたりしてしまっても「こういう性格の子なんだな」と受け入れられる方であれば問題ありません。

しかし、自分が思い描いていた飼育像と違い、受け入れられずにその子を手放してしまったりするようなことがあるのは悲しいです。

そんな間違いが少しでも起きないように、お迎えの際は個体をよく確認しましょう。

多くのペットショップや販売店では、頼めば個体を触ったり、ハンドリングしたり、餌やり体験をしたり出来ます。

触れ合う時間は短いため、確実ではありませんが、その個体の性格を知ることができると思います。

受け入れる心の準備も必要

考えに考えて迎え入れた個体、しかし自分の思い描いていた飼育像とは違う事がきっと出てくると思います。

そういった時に手放すことなく、最後までその子を見ていくという決意をお迎えの前にする必要もあるでしょう。