みかん先生のレオパ講座
みかん先生講座

第6回【レオパのコオロギ(生き餌)の与え方】

みかん先生

こんにちは皆さん。今回はコオロギ(生き餌)の食べさせ方について解説していきたいと思うわ

ごましお

よろしくおねがいします!

コオロギのサイズの選び方

ごましお

コオロギはどの大きさがいいの?

みかん先生

ショップでコオロギを大きさ毎に分けて販売しているから、お迎えしたショップなら与えていたコオロギのサイズを聞いて購入したら良いと思うわ

レオパに与えるコオロギの最適サイズの確認方法
与えるレオパの頭のサイズを確認する。
頭部のサイズの半分程度の大きさのコオロギが良い

みかん先生

コオロギは羽が生える(羽化後)は鳴いてうるさいから
鳴くのが嫌な場合は羽化前の物を購入すると良いわ

コオロギの下準備

みかん先生

コオロギを与える前の下準備として、
足や触覚を除去とダスティングが必要になるわ

ごましお

なんで足や触覚を取らないといけないの?

みかん先生

前者が怪我や拒食の予防、後者は栄養不足やくる病予防のために必要になるわ

ごましお

なるほど、じゃあダスティングって言うのは?

みかん先生

ダスティングって言うのは昆虫の餌として足りない栄養を粉末状のサプリを昆虫にかける事でその栄養を補う行為のことよ。

ポイント
コオロギは足の力が強く、蹴って怪我をする可能性がある。
触覚は捕食時にレオパの目に刺さる可能性がある。
上記により、レオパがコオロギを嫌がり拒食に繋がる。
ポイント②
コオロギの場合はカルシウムとリンのバランスが悪いため、カルシウムパウダーを使用しないとカルシウム不足になり、骨格変形等の症状が出るくる病を発症するリスクが高くなります。

足と触覚の除去の仕方

みかん先生

コオロギの触覚はハサミできると良いわ。
足は自切の習性を使って除去すると良いと思うわ

ごましお

自切って?

みかん先生

私たちが危機を感じると尻尾を切るのと一緒で
コオロギも危機を感じると足を切るのそれを使うのよ。

コオロギの自切のさせ方

  1. コオロギの太い脚をピンセットか指で挟む
  2. その足を少しずつ力を入れて挟み込んでいく
  3. コオロギが危機を感じて自身で挟まれている足を切り離す
みかん先生

最初は難しいと思うけど、そのうち慣れる行為よ。ある程度レオパが大きいサイズの状態なら足も取らなくても問題はないわ。

コオロギの与え方

みかん先生

飼い主さんがコオロギを私たちに与える方法は
以下の手段があるわ。

  1. ピンセット給餌
    ピンセットでコオロギを持ち、直接レオパに食べさせる方法
  2. 放し餌
    ゲージ内にコオロギを放して、捕食させる方法
  3. 置き餌
    ゲージ内に設置した餌入れに入れて捕食させる方法
ごましお

けっこう色々あるんだね。

みかん先生

①は飼育感があって人気があるの
②は野生的な面が観察出来て
③は黙黙と食べる姿を観察出来るわ

注意
ピンセット給餌は慣れが必要です。放し餌や置き餌に慣れている個体は警戒して食べない子がいるので注意してください。
また、ピンセット給餌に慣れた子でも、放し餌、置き餌に移行すると、ピンセットで食べなくなる場合があります。

みかん先生

後はピンセットを使う場合は怪我防止のために先が尖ってない物を使うのを推奨するわ。爬虫類給餌用の木製ピンセットも販売されてるから、そっちがオススメよ

まとめ

みかん先生

以上で講座は終了よ。今回覚えてほしい事を下にまとめたわ

  • 与えるコオロギはレオパの頭の半分程度のサイズがGood!
  • コオロギの下準備(触覚・足の除去)とダスティングが必要
  • 色々な給餌方法がある。ピンセット給餌は先が尖ってないものを
みかん先生

今回も最後まで見てくれてありがとう。
少しでもみんなの参考になると嬉しいわ

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