こんにちは皆さん。ここ最近寒くなって来て飼育ケースの温度が下がってきた飼い主さんが多いんじゃないかしら?
確かに急に寒くなりましたー・・・
今回は初心者飼い主さんの始めての冬支度について
解説して行こうと思うわ。
よろしくおねがいします!
レオパの温度管理の手段
レオパの温度管理の方法は以下の手段があるわ
- パネルヒーターをケースの2/3の範囲に敷く(緊急用)
- エアコンを利用して室内空調で管理する
- 暖突を利用する
確かパネルヒーターはあまりケース内を温めるのに使用しない方が良いんだよね!
そうね。①はパネルヒーターの本来の使用方法とは違うから、寒さ問題を解決するための一時的な方法だと思ってほしいわ
②が一番管理しやすいとは思うんだけど、レオパ1匹しか飼育してない飼い主さんはちょっと物体無いと考える人もいると思うわ
なので今回は③の暖突を利用する方法について答えていこうと思うわ。
暖突を利用してレオパを温めてあげる
まず暖突の商品について解説するわ
みどり商会 輻射型遠赤外線上部用ヒーター 「暖突(だんとつ)」は、ライトに巻き付きヤケドの恐れがあるヘビやトカゲのためのヒーターです。
みどり商会 公式サイトより引用
上部から強力に下方にワイド暖房が広がります。 局部的ではなくケージ全体の暖かさを保ちます。
カメは甲羅の真下に肺があるため、上からの暖房が効果的です。※直接的な熱の放射ではなく、やわらかく優しい暖かさを届けます。
(他の生物も暖かい空気を吸って代謝するため、ケージ全体を暖める必要があります。)
霧吹きができますので、湿度が必要な生物にも最適です。
保温球の約1/3の消費電力で同等性能が得られます。
へーこんな便利な物があるんだね…
ただこれを使用する上で気をつけてほしいのは設置場所ね。暖突は上部に設置する性質上あまり高いところに設置するとその効果は薄くなってしまうわ
暖突からの距離 | 温度 | 温度上昇量 |
ケース内温度 | 20度 | ー |
暖突表面 | 99度 | +79度 |
暖突より10cm下 | 29.9度 | +9.9度 |
暖突より20cm下 | 24.5度 | +4.5度 |
暖突より30cm下 | 24.0度 | +4.0度 |
水槽内端 | 23.7度 | +3.7度 |
この仕樣を見る限り高さが30cmGEXのグラステラリウムを飼育ケースに選択している人は暖突で冬場を凌ぐのは少し工夫が必要だとおもうわ
暖突の効果を上げる方法
じゃあ高さのある飼育ケースを使用している人は空調管理しないとダメって事?
そんな事はないわ。あれはあくまで暖突だけを使用した場合の例だからケースを保温する事で温度上昇効果を上げる事は出来るわ。
ケースを保温するには保温材でケースを囲んで上げるのが一番いいと思うわ
保温材のオススメ
- スタイロフォーム
- アルミシート
スタイロフォームはホームセンター等で購入出来るし、アルミシートは100均でも入手出来るお手軽アイテムね。これをケースの大きさに切って、囲むだけで簡単に保温出来るわ
暖突+パネルヒーター+断熱材を上手く組み合わせることで、冬場でもケース内を26度~30度前後に保つ事が出来るから、上手く使ってね。
まとめ
以上で今回の講座を終了よ。まとめは以下の通りよ
- 冬場の温度管理の方法は空調管理か暖突を利用する
- 暖突を利用する時はゲージの高さによって温度が変化するため工夫が必要になる。
- 暖突の効果を上げるために断熱材で囲んで保温する
今年は本当に寒くなってきたから、飼育しているレオパちゃんの温度はしっかり管理してあげてね。
少しでも皆の参考になったら嬉しいわ