みかん先生のレオパ講座
レオパ

ヒョウモントカゲモドキがシェルターから出てこない【飼育の疑問】

こんにちはfhsnsqzです。

飼育を始めたヒョウモントカゲモドキがシェルターから篭もって全然出てこないと思った時はないですか?

今日はそんなヒョウモントカゲモドキの気持ちについて解説していきたいと思います。

シェルターにこもる理由

シェルターに籠る理由は様々ですが、ここでは考えられる要因を考えていきます。

理由①外敵に襲われないために隠れている

元々、ヒョウモントカゲモドキは餌や水を探して食べる時と繁殖のために異性を求める時以外はほとんどシェルターに篭もって活動しません。それはヒョウモントカゲモドキが野生化では食物連鎖の中で下位に位置しており、シェルター【巣穴】から出る行為=外敵に襲われるリスクが上がる行為だと本能的に意識しているからです。

理由②カロリー消費を極力抑えている

野生では餌がいつ手に入るか分かりません。数日後かもしれないし、数週間後かもしれません。ヒョウモントカゲモドキもそれがわからないので、極力シェルターの中でジッーっとしている事で無駄なカロリーの消費を抑えているのです。

理由③お外が熱い

シェルターの中は他と比べて水を入れていると低い温度が維持されています。もし飼育されているケージ内の温度が高すぎる場合、暑さから避難するためにシェルター内に篭もっているのかもしれません。

理由④体調が悪い

人間にも、風邪ではないけど、体調が優れずに家から出たくない時があると思います。ヒョウモントカゲモドキにもその気分があるのかもしれませんね。あんまり長い間シェルターから出てこないのであれば心配してあげましょう。

ヒョウモントカゲモドキを慣れさせる

ヒョウモントカゲモドキが人に懐くことは難しいとされていますが、慣れさせる事は可能です。

ここではヒョウモントカゲモドキに慣れさせるコツを解説していきたいと思います。

①行動の前に合図を出してあげる

ヒョウモントカゲモドキは外敵に怯えて生きています。なので音や動作にも敏感で急に何かがあるとストレスに感じる事があるでしょう。

なので餌をあげる時、触る時など、ヒョウモントカゲモドキに何かする際はその前にケージをトントンと叩いて合図してあげましょう。

最初は慣れないと思いますが、段々叩いた音がした後=何かがあるということを理解してくれます。

②近くで過ごす時間を作る

ヒョウモントカゲモドキに何もする必要はありません。ケージの近くで読書をしたり、ゲームをする時間を作りましょう。

触れ合うだけでなく、ヒョウモントカゲモドキの視界の中に居る機会を多く作る事で人間=害のない存在である事を理解してくれるようになります。

まとめ

ヒョウモントカゲモドキの生活ルーティンのほとんどがシェルターの中で過ごす事のため、シェルター内にいる機会を多く目撃するのは仕方のない事だと思います。

しかし、飼育者の事を覚えると、飼育者がケージの前に立つだけで、シェルターから顔だけ出したり、外に出てきたりと可愛い行動を目撃出来るようになると思います。

ヒョウモントカゲモドキが野生の頃の生活が遺伝子的に残っており、自分が飼育されていて、安全だと感じるまでは時間がかかることなので、気長に慣れるまで頑張りましょう。