こんにちはfhsnsqzです。
爬虫類用のパネルヒーターって結構種類が多くてどれを選べばいいかわかりにくいですよね。
今回は自分の飼育環境にあったパネルヒーター選びについて解説していきたいと思います。
パネルヒーターを販売している会社
爬虫類用に使用できるパネルヒーターを販売している会社は以下の４社が有名です。
| メーカー名 | 商品名 |
| みどり商会 | ピタリ適温プラス シリーズ |
| ビバリア | マルチパネルヒーター シリーズ |
| GEX | レプタイルヒート シリーズ |
| SANKO | パネルウォーマー シリーズ |
値段で選ぶなら無名ブランドや海外メーカーなども選択肢に入りますが、使用者の多さやトラブル時の対応等を考えるとこの４社の商品から選ぶのが無難だと思われます。
各メーカー毎のヒーターサイズ展開
ピタリ適温のサイズ表
| 品名 | サイズ | 飼育ゲージ最適サイズ |
| 1号 | 18 x 15cm | 30cm |
| 2号 | 22 x 25cm | 30～45cm |
| 3号 | 43 x 25cm | 45～60cm |
| 4号 | 55 x 22cm | 60～90cm |
マルチパネルヒーターのサイズ表
| 品名 | サイズ | 飼育ゲージ最適サイズ |
| 8w | 16 x 16cm | 30cm |
| 14w | 15.5 x 24cm | 30～45cm |
| 16w | 24 x 24cm | 45～60cm |
| 32w | 24 x 48cm | 60cm～90cm |
| 45w | 24 x 65cm | 90cm以上 |
レプタイルヒートのサイズ表
| 品名 | サイズ | 飼育ゲージ最適サイズ |
| XS | 14.5 x 17.6cm | 30cm |
| S | 22.5 x 24.1cm | 30～45cm |
| M | 30.5 x 24.1cm | 45～60cm |
| L | 30 x 36.5cm | 60～90cm |
パネルウォーマーのサイズ表
| 品名 | サイズ | 飼育ゲージ最適サイズ |
| 8W | 16 x 16cm | 30cm |
| 14w | 15.5 x 24cm | 30～45cm |
| 16w | 24 x 24cm | 45～60cm |
| 32w | 24 x 48cm | 60～90cm |
ヒョウモントカゲモドキを飼育する際はケージサイズ３０～４５cmで飼育する場合が多いと思います。
自分が使用しているケージのサイズを参考に上２サイズまでのパネルヒーターが選択肢に入れて考えましょう。
各メーカー毎のスペックの違い
簡単なパネルヒーターごとのスペックの比較をまとめました。
| 品名 | 表面温度 | 電流ヒューズ | 温度設定 ダイヤル | 防水仕様 |
| ピタリ適温プラス | 42℃±5℃ | ○ | ✕ | ✕ |
| マルチパネルヒーター | 25～45℃±5℃ | ○ | ○ | ○ 生活防水 |
| レプタイルヒート | 45℃±5℃ | ○ | ✕ | ✕ |
| パネルウォーマー | 25～45℃±5℃ | ○ | ○ | ○ 生活防水 |
マルチパネルヒーターとパネルウォーマーのスペックにほぼ違いはありません。
レプタイルヒートとピタリ適温には温度設定機能と防水仕様がなく、更にピタリ適温は他と比べて表面温度が低い点があげられます。
各商品の解説
ピタリ適温プラス
- 値段が一番安い
- 表面温度が他よりも３度低い
ピタリ適温は他と比べて表面温度が42度と3度低いため、基本空調で管理された部屋に設置する場合や暑い夏場の利用、床材がペットシーツ、キッチンペーパー等の底が薄い床材を使用している際の低温火傷を予防する場合等に使用すると良いでしょう。
レプタイルヒート
- ダイヤル式と比べて値段がお手頃
- 見た目がシンプル
ピタリ適温シリーズと比較して45度まで温かくなるので、床材を厚く敷いていてもしっかり熱を床上まで届けてくれます。冬場でもある程度ケース内の温度維持の手助けをしてくれるでしょう。またダイヤルがついていない分、板状のシンプルな見た目でケージ周辺のレイアウトの邪魔になりません。
パネルウォーマー・マルチパネルヒーター
- 細かな温度調整が可能
- 安心の防水機能
温度調整ダイヤルで25度～45度、飼育環境に合わせて細かく温度調整が出来ます。冬場はもちろんの事、夏場でも時期を選ばず使用出来るでしょう。
水換えなどで誤って水をこぼしても防水使用なので安全です。
パネルヒーターの敷き方【おまけ】
パネルヒーターはケージ内の一部に温かい場所（ホットスポット）を作成しヒョウモントカゲモドキが自分の体温調整をしやすいようにするための商品です。
なのでケージ内全体を占めるように設置する必要はなく、ケージの1/3~1/2を温められれば問題ありません。
【画像に使用しているのはSANKOのレプタイルボックスとピタリ適温の1号サイズです。】
パネルヒーター設置部の床上には水皿やシェルター、温度計を避けて設置します。
まとめ
今回はパネルヒーターの選び方について記事にしました。
パネルヒーターはサイズ展開が多いので選ぶのが難しいですよね。
この記事を参考に自分の飼育サイズにあったパネルヒーターが選べれば幸いです。
