みかん先生のレオパ講座
レオパ

ヒョウモントカゲモドキが誤飲してしまう理由【飼育の疑問】

どうもfhsnsqzです。今回はヒョウモントカゲモドキの誤飲について解説していきたいと思います。

誤飲とは

誤飲とはヒョウモントカゲモドキが床に敷かれている床材を食べてしまう行為の事を指します。

自然界でも誤飲は起きる事なので少量であれば体外に排出されるため、問題ありませんが、大量に取り込んでしまったり、床材の種類によっては、体内から排出しきれず詰まってしまい腸閉塞などの病気に繋がってしまう恐れがあります。

誤飲する理由と対処方法

誤飲してしまう理由は様々ですが主な原因として

  1. 給餌の際に餌と一緒に食べてしまう
  2. 餌や排泄物の匂いが付着し、餌と勘違いしてしまう。
  3. 空腹で栄養を補おうとして食べてしまう
  4. ストレスから誤飲を行う

などが理由として考えられます。

誤飲をしている所を見た場合、最初は心配になると思いますが、すぐに動物病院に行く必要はほぼありません。少量の誤飲であればほぼ排出されるためです。

しかし経過の観察を怠らずに、ヒョウモントカゲモドキ異変に気づいたらいつでも病院へ連れていけるように準備しておくべきでしょう。

①給餌の際に餌と一緒に食べてしまう 対処法

給餌を行う際にヒョウモントカゲモドキが餌を飲み込む際に床に付けてしまい、床材が引っつき一緒に食べてしまう事が原因です。

給餌場所をゲージ外で行うようにしたり、餌を上げる場所にキッチンペーパー等を敷いて、床材がつかないように環境を整えてあげると良いでしょう。

②餌や排泄物の匂いが付着し、餌と勘違いしてしまう。

こちらも上記と似たような理由で、給餌の際に餌の体液等が飛び散り、床材に付着する事で匂いがついて、勘違いして食べてしまう事が原因です。

給餌場所を変更したり、排泄をした際は排泄物の周囲の床材を多めに廃棄する事で対処しましょう。

③空腹で栄養を補おうとして食べてしまう

こちらはヒョウモントカゲモドキが空腹状態やビタミン不足から脱出しようと、食べれそうな物を食べる事が原因です。

この状態であれば、給餌間隔がヒョウモントカゲモドキに適合していない事や、餌に含まれているビタミンが不足可能性が考えられるので、マルチビタミンなどのサプリを利用してヒョウモントカゲモドキが空腹を感じないように配慮しながら飼育していきましょう。

ダイエット等の理由がある場合は期間中はペットシーツ等の誤飲の心配のない床材に変更すると良いでしょう。

④ストレスから誤飲を行う

上記に該当しない場合はストレスが原因の誤飲の可能性があります。

こちらはストレスの原因を見つけない限り対処するのは難しいです。誤飲のリスクのないペットシーツの床材に変更し、温度、湿度、環境何をヒョウモントカゲモドキがストレスになっているのかを考えていきましょう。

誤飲をした際の経過観察ポイント

ここではヒョウモントカゲモドキが誤飲をした際の経過観察を行っていく際に注意して見ていくほうが良い部分について紹介していきます。

①排泄物の確認

誤飲した床材が排出されたかどうか確認をするためには排泄物を確認すると良いでしょう。ヒョウモントカゲモドキが排泄した物を崩してみて、床材のような物があれば問題なく排出されています。

②ヒョウモントカゲモドキの食欲

もし床材が体内で排出されずに詰まっている場合、ヒョウモントカゲモドキが体調を崩し、食欲不振や、拒食として症状として現れます。温度などの環境面で問題がない場合であれば、誤飲が原因である可能性が高いため、病院を受診する事をオススメします。

③ヒョウモントカゲモドキの体型

体内で床材が詰まっている場合、ヒョウモントカゲモドキの体型に変化が現れます。大体詰まる場所は腹部周辺のため、短期間に不自然に腹部が部分的に膨らんで来て体型が崩れてきた場合、高い確率で詰まらせている可能性があります。

まとめ

ヒョウモントカゲモドキによる起きる行動の一つである誤飲についての解説でした。

誤飲は原因さえ突き止められれば対処するのは簡単で発見が早ければそこまで大きな問題にはなりません。ヒョウモントカゲモドキを日々観察して少しの変化にも気付けるようにしていきましょう!