みかん先生のレオパ講座
レオパ

レオパは目が悪い?餌を捕食するのが苦手な個体【飼育の疑問】

こんにちはfhsnsqzです。

この記事では

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レオパが手などの動くものに何でも反応して食べようとするけど、目が悪いの?

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うちのレオパが上手くご飯を食べれないけど病気とかじゃない?

と言った疑問を解決していこうと思います。

結論

餌が下手なレオパに考えられる大きな理由は2つあります。

  1. 個体の能力、食べるのが下手
  2. 品種、もしくは後天的理由による目の悪さの影響
  3. 品種、もしくは後天的理由による精神障害

以降では各項目について詳しく解説していこうと思います。

1.個体の能力、食べるのが下手

1つ目の理由はそのレオパの能力的に食べるのが苦手だという可能性です。

人に得意、不得意があるようにレオパにも得意、不得意があり、個体によって、動き回る餌を捕えるのが苦手な個体が居ます。

個性ですのであまり気にしなくても問題ないように思います。

後は迎え入れたばかりの個体だと、ショップでしていた餌の与え方と違う場合があります。

ピンセットで給餌されていたレオパが、逃げ回る餌を追いかけて食べられるようにはなりませんので、回数を重ねて、今の給餌方法慣れさせるが必要になるでしょう。

2.品種、もしくは後天的理由による目の悪さの影響

2つ目の理由としてレオパが遺伝子的に、もしくは生まれた後の理由によって目が悪くなっている可能性です。

品種的に視力が悪い傾向があるのが

  • アルビノ
  • スーパーマックスノー【エクリプス】

と言った人気あるレオパの品種の子はその遺伝特性のため、視力が悪い場合があります。

・アルビノ

アルビノの遺伝が入っている子の特徴は黒色素の減退です。

通常、ヒョウモントカゲモドキの身体のヒョウ柄模様は黒色で表現されますが、アルビノ種は黒が減退するため、茶色に近い色で表現されます。

目の中の瞳の黒色素もなくなります。

通常、瞳は光が直接目の中に入ると眩しく感じてしまうため、黒い部分で光を吸収して、眩しくないように調整されています。

アルビノ種はそれが出来ず、直接目の中に光が入ってしまうため、通常の明かりでも眩しく感じます。

なので明るい状況では餌をうまく捕える事が難しくなるため、餌をうまく食べるのが苦手な個体が生まれてしまうのです。

スーパーマックスノー【エクリプス】

スーパーマックスノーやエクリプスが入っている子の特徴は瞳全体が真っ黒の目です。

先程説明したアルビノとは逆に瞳全体が黒色素に覆われているため、光が目にうまく入ってきません。

なので、通常種と比べると視力が悪い個体が多いです。

アルビノは眩しいから捕食に消極的になりやすい傾向があるのに対して、こちらはとりあえず動くものに反応する積極的な子が多いイメージがあります。

レオパの視力を測定する事は困難であり、憶測となる部分も多いですが、こういった遺伝子を持ち合わせたレオパは視力が弱い場合が多いです。

3.品種、もしくは後天的理由による精神障害

捕食する時に全然違う方向に首や身体が動いている子の場合は、遺伝的な精神障害を持っている可能性があります。

遺伝的な精神障害を持ち合わせた品種は以下の2種類です。

  • エニグマ
  • W&Y(ホワイト&イエロー)

・エニグマ

遺伝子の中にエニグマが入っているモルフはエニグマシンドロームと言われる精神障害を持っている可能性があります。

エニグマシンドロームは餌を食べる際、興奮した際などに出現します。

首が違う方向に曲がってしまったり、身体が回転して制御が出来ていない状態になる症状が出ます。

これは後天的な病気で、エニグマを持っている子はいつ発症してもおかしくなく、一度発症すると完治する事はありません。

・W&Y(ホワイト&イエロー)

こちらの遺伝子を持つ子も同じく、W&Yシンドロームという精神障害があります。

こちらも餌を与える時に首が違う方向を向いて餌を食べるのが難しいといった症状が出ます。

エニグマシンドロームと異なるのはこちらは先天性の病気になるため、生まれてから一度も精神障害が出現していなければ、発症する事はない所です。

まとめ

今回は色々な事が原因で餌を食べるのが苦手な品種の紹介でした。

遺伝的な影響により、捕食が通常と比べて難しい子が居るので、理解して、工夫しながら餌を与えていけるようにしましょう!

今回は以上です。この記事が少しでも皆様の参考になれれば幸いです。