こんにちはfhsnsqzです。
爬虫類用の床材、色々ありますよね。
土系統(デザートソイル)のような基本的な物から
砂系統(カルシウムサンド)のようなカラーバリエーションが豊富な物
有機系統(ナッツサンド)のようなクルミ等を砕いた物
シーツ系(ペットシーツ)のような人工感溢れる物など
様々な物が売られており、それぞれにメリット・デメリットが存在しています。
しかしこれらは、レオパ(ペット)用として売られているので、安心して使用できますが、赤玉土や鹿沼土のような物は園芸用品として売られている物で、レオパの床材として使用して良いのか?と疑問視される方もいるかと思います。
今回はそんな赤玉土、鹿沼土を紹介し、少しでも皆様が安心して使えるように参考になれればと思います。
結論
結論を最初にお話すると、赤玉土と鹿沼土はレオパの床材として使用することは可能です。
ただ、レオパ用として使用するので、あれば赤玉土の方がよりオススメできます。
理由としてはph値が赤玉土はpH5~6の弱酸性に対して鹿沼土はpH4~5と酸性に偏っているためです。
レオパなどの爬虫類の床材として多く推奨されているのは中性~弱酸性の土なので、条件にあっているのが赤玉土という訳ですね。
pH値が酸性に偏っているからと、すぐに影響が出たり、悪影響だというわけではありませんが、レオパ達に少しでも安心した生活空間を提供したいのであれば、赤玉土の方が適しているといえます。
赤玉土と鹿沼土のメリット
メリット①コスト面
赤玉土のメリットは、やはりコストの安さでしょう。園芸用ということもあり、流通量が多く、その分コストが抑えられています。
商品名 | 量 | 販売価格(charm店) | 1kg辺り値段 |
デザートソイル | 2kg | 565円 | 282.5円 |
カルシウムサンド | 3kg | 1000円 | 333.3円 |
ウォールナッツサンド | 3kg | 1270円 | 423.3円 |
GEX トイレシーツ | 40枚 | 628円 | 15.7円(一枚) |
赤玉土(小粒) | 3kg | 237円 | 79円 |
鹿沼土(小粒) | 3kg | 237円 | 79円 |
価格面で考えればひと目トイレシーツが一番安く見えますが、シーツは排便がある度に交換する必要があります。衛生面を保つため3日に1回交換するとしても月に15回交換すると157円となり、他の床材が2ヶ月に1回程度の交換として考えるとコストは高くなりますね。
赤玉土は交換時期は他の床材と同じ交換時期に交換と考えると明らかに安いです。
メリット②入手のしやすさ
レオパ用の床材はペットショップでも爬虫類に弱い店は取り扱っていなかったり、仕入れの数が少なくて売り切れている場合もあり。入手がしやすいかと言われると少し疑問が残ります。
しかし赤玉土は園芸用品のため取り扱い店舗が多いです。
1.ホームセンター
2.花屋
3.100円ショップ
などなど、赤玉土は多くの植物を育てる事に使用されるため、植物の取り扱いがあるお店であればほとんどの場合は売られています。
ネットで購入するのが面倒な場合や、すぐに欲しい場合など、近くの店で入手しやすいと言うことも利点になると思います。
赤玉土と鹿沼土のデメリット
デメリット①粒が崩れやすい
ペット用として作られていないためか、赤玉土や鹿沼土は少しの刺激で形状が崩れやすくなっています。
レオパは生体行動として土を掘ると言った行為を行うため、掘る事により、粒の形が崩れて粉になってしまいます。
レオパも呼吸をするので、あまり粉塵が多い状態になると、鼻や目に入ってしまい、鼻水などの炎症反応を引き起こしたり、粉塵に細菌が混じっていると病気なども引き起こすなど健康状態の悪化に繋がります。
以下は同じ容器に赤玉土と似た形状のデザートソイルとジオソイルに入れ、同じ回数振った結果です。
レオパの床材として売られているデザートソイルやジオソイルは粉塵の発生量は少ないですが、赤玉土は多量の粉塵が発生してしまっています。
ペット用の土であれば、交換時期までにそこまで崩れる量が少なく、気にしなくても問題ありませんが、赤玉土を使う場合は定期的に赤玉土をふるいにかけたり、ゲージを掃除して、粉塵を除去する必要が出てくると思います。
まとめ
赤玉土や鹿沼土はコストが安く、どこでも入手ができる便利な土です。
しかしペット用として作られていない分、形状が崩れ粉塵ができやすいので、こまめな掃除が必要になります。
本日は以上です。 少しでも皆様の参考になれれば幸いです。