本書紹介
名称:レオパの飼育バイブルヒョウモントカゲモドキの暮らし55のポイント
監修:爬虫類専門店アクアマイティー
ページ数:108P
出版日:2019年1月
この本の良いポイントと悪いポイント
良いポイント
- ○疑問形式で書かれているため、自分の疑問を解決しやすい
- ○ページ内の画像の量が多く理解しやすい
悪いポイント
- △自分の思った疑問を探し出せない場合がある
- △ページ数が少ない
- △品種の紹介がない
以降ではそれぞれについて解説していきたいと思います
○疑問形式で書かれているため、自分の疑問を解決しやすい
この本の特徴は本の中身が全て疑問タイトル→文章回答すると言ったQ&A形式な事です。
例としては
- Q.レオパは音に敏感?
- A.音に反応するため、大きな音は出さないようにする。(以降細かい解説)
と言った感じの内容です。
大体一つの疑問に1~2Pで解説されており、合計で50個ほどの疑問について解説されています。
目次を見ながら、知りたい疑問があれば、そのページまで飛べば回答が得られ、ピンポイントに探す事が出来るのも良い点だと思います。
○ページ内の画像の量が多く理解しやすい
この本は疑問に対して、わかりやすいように手順や方法等を画像を使いながら説明されています。
文章のみの物と比べ、理解しやすくなっているため、オススメ出来るポイントであると思います。
△自分の思った疑問を探し出せない場合がある
この本を読んでいて感じたのは、自分が感じた疑問が掲載されていない場合があるということでしょうか。
結局ネットなどで検索して調べる必要が出てくるので、この本が必要なのか疑問に思う事が何度かあった。
△ページ数が少ない
レオパの飼育書としてはページ数が少ない108Pだという点
それなのに他の飼育書と同じような価格なので、それなら他の飼育書を買っても良いのではと感じる。
△品種の紹介がない
良いか悪いかは人それぞれだと思うが、この本には一切レオパのモルフについての記載や紹介がない。
初めての一冊にするには、品種の紹介がないとちょっと物足りなく感じてしまうだろう。
まとめ
ちょっとレオパを過保護にしすぎているのでは無いかと思う点もいくつかある内容の本ですが。
特に疑問が増えるであろう、飼い始めの飼育初心者辺りの方にはオススメ出来る一冊だと思いました。
しかし飼育しようと思い始めた人にはレオパの品種紹介があるような飼育書がオススメできますし、ある程度飼育している人にとっては目新しい内容がないと思うので、結構読者層を絞った一冊だと感じます。
人を選ぶ本だと感じるため、もし興味があれば一度手にとって試し読みしてから購入することをおすすめします。