みかん先生のレオパ講座へようこそ
第3回となる今回はレオパの飼育ゲージの作り方について
ごましおちゃんのお家を作りながら、解説していくわ
飼育に必要なもの
ヒョウモントカゲモドキを飼育するのに必要な物を解説していくわ。
飼育に必要なもの
- 飼育ゲージ
- シェルター(ウェットorドライ)
- 水入れ
- パネルヒーター
- 温湿度系
- 床材
- 餌
とりあえずこれだけあればレオパは生活する事が出来るわ
他に必要な物とかあるんですか?
後は飼育スタイルに合わせてピンセットや霧吹き、内装インテリアなんかもあると見た目が良くなると思うわ
飼育環境の作り方
種類 | メーカー名 | 商品名 | 参考価格 |
①飼育ゲージ | SANKO | レプタイルボックス | 3180円 |
②隠れ家 | スドー | ウェットシェルターM | 553円 |
③パネルヒーター | みどり商会 | ピタリ適温プラス1号 | 1970円 |
④温湿度計 | ビバリア | ツインメーターNEO | 832円 |
⑤床材 | GEX | デザートソイル2kg | 580円 |
⑥水入れ | スドー | レプタイルディッシュ | 306円 |
合計金額 | 7421円 |
今回使用した商品はこれだけね。
ネット通販で全て買えば8000円で揃える事が出来るわ
意外と安く揃えられるんですね!
もちろんこれ以外にも様々なデザインの製品があるから、
自分の好みで揃えるのも良いわよ
手順① ゲージをパネルヒーターの上に設置する
パネルヒーターをゲージ内の1/3~1/2の範囲
になるように敷いていくわ
先生、パネルヒーターは
地面全体に敷いた方が暖かくていいと思います!
それはパネルヒーターの間違えた使い方よ
熱くなった時に逃げ場が無くなるから
困るわよ
✕パネルヒーターの間違えた使い方
ゲージ内の温度の調整のために全面に敷いてゲージを温める
○パネルヒーターの正しい使い方
活動時や食後に身体を温めて代謝を上げるための
ホットスポットの役割
手順② ゲージ内に床材を敷く
まずは床にデザートソイルを敷いていくわ
床材は大体2~4cmの深さに敷くのがオススメよ
土はあればあるだけ良くないんですか?
堀り放題になって嬉しいですよ!
浅すぎればパネルヒーターの熱で熱くなるし、
深すぎればパネルヒーターの熱が届かなくなっちゃうわ
程々が一番よ
手順③ 内装の設置
ゲージ内に隠れ家・水入れ・温度計を設置していくわ
注意点としては隠れ家や温度計はパネルヒーター(ホットスポット)から離れた場所に設置してね
えー、それだとぼくが隠れ家に居る時に寒くないですか?
巣穴はレオパの生活スタイルを考えれば
温かい状態よりも涼しい状態である方が適切だと思うわ
ヒョウモントカゲモドキの生態
食後や活動前に代謝を上げるために身体を温め、 平常時はエネルギーの消費が少なくなるように 巣穴で代謝を下げるために身体を冷やして生活している。
巣穴の温度が高いと代謝を上げることに繋がり、生活スタイルが崩れてしまうため、空間温度が寒すぎなければ、シェルター内温める必要はない
そう考えると、把握したい温度は空間温度の方だから、設置場所を考える必要があるわね
手順④ ゲージ内温湿度の確認
内装設置後しばらくしたら温湿度計を確認しましょう
私たちヒョウモントカゲモドキの生活温度は以下の通りよ
ヒョウモントカゲモドキの生活空間
最適温度 昼間26~32℃ 夜間24~30℃
最適湿度 昼間50~60% 夜間60~80%
最適温度の高温部はホットスポット内の温度の事だから、
温度計の表示では26~27℃になっているのが望ましいわ
もし湿度が足りないようなら、霧吹きで床材や壁に吹きかけて湿度の調整をしてあげてね。
手順⑤ ヒョウモントカゲモドキを入れる
これで僕の家が完成だね!早速行ってきます!
レオパにとって最適な空間が出来上がったのが確認出来たらレオパを入れてあげてね。
新環境に慣れるまで(2~3日)はあまり触ったりジロジロと観察せずに待ってあげようね
これがぼくの家かぁ…なんだか緊張するなぁ
まとめ
今回はレオパの飼育環境の整備について解説したわ
今回のまとめは以下の通りよ
今回覚えていってほしいこと
- レオパ飼育に必要な物6種+1種は最低限揃える
- パネルヒーターはホットスポットを作成するアイテム
- 床材は適切な深さに敷く
- シェルターや温度計はパネルヒーターから放して設置する
- レオパの最適温度は27℃前後 最適湿度は60%前後
今回も最後まで見てくれてありがとう
少しでも皆の参考になると嬉しいわ
今回使用した商品