こんにちは、fhsnsqzです。
今回は自分で脱皮をしないレオパの脱皮の剥き方について解説していきたいと思います。
注意
この脱皮のお手伝いは最初から、もしくは脱皮を諦めてしまっている子に対して行うようにしてください。
レオパが自身で脱皮を行えるのに手伝ってしまうと、次回の脱皮が下手になったり、やらなくなったりしてしまうためです。
興味本位で自分のレオパで試さないようにしてください。
脱皮が出来る目安
脱皮を最初から手伝う際、脱皮が完全に出来る目安は
- 完全に白くなっている
- 身体の皮が浮き上がってシワが出来ている
この2つが確認できれば、レオパは脱皮を行う事ができる状態になっています。

脱皮ができる状態のレオパ。
身体の脱皮の皮が浮き上がってシワが出来ています。
脱皮を手伝う前の準備
自分で脱皮を諦めてしまった個体や、脱皮を行わない個体の手伝いを行う前に温浴、もしくは飼育容器内に霧吹きを行いましょう。
今回は霧吹きの方法で進めて行きたいと思います。
手順
- 飼育容器内の壁全体に霧吹きを行い、湿度計で70%~80%に調整
- 30分~1時間程度待つ
これを手順を行う事で、脱皮の皮が潤って、柔軟性が上がり、破れにくく、剝きやすくなります。
これで準備が完了します。

1.脱皮の皮の剝き始めの場所
脱皮を最初から手伝う場合、一番剝き始めやすいのは首の部分です。
この部位の皮はよく稼働するため、浮き上がりシワが付きやすいため、指で上手く摘む事が出来ます。
摘めたら引っ張ると簡単に破れると思うので、破れた所からやりやすいように開きましょう
2.皮を剥く順序
剥く順序は特に決まっていません。
しかし、皮が残ってしまうと厄介な部位は早めに剥いてしまう方が良いでしょう。
脱皮の皮は時間が経過していくと乾燥していきます。皮が乾燥すると、途中で千切れてしまい、皮が残りやすくなるためです。
特に顔面の目の周辺や、各足先、尻尾の先の皮は、千切れて残りやすい部位なので乾燥する前に剥くほうがよいでしょう。
個人的な順序として
- 顔面
- 身体
- 前足
- 後足
- 尻尾
のような手順で剥いていくと剝きやすいと感じました。
足の脱皮の剝き方
この部位はレオパの手足を広げるイメージで少しずつ伸ばしていくと、レオパが自分で戻そうとして、剥く事が出来ます。
皮が潤っていれば途中でちぎれてしまう事はほとんどありませんが、千切れてしまった場合は、綿棒等を使って少しずつ千切れた所を取り除きましょう。
剝き終わった後
レオパの脱皮を剝き終えたら、皮の残りがないか確認しましょう。
- 目の周辺
- 手足
- 尻尾
この辺りが皮が残りやすいです。
皮が残ってしまうと脱皮不全に繋がり、その部位の壊死を招くため、しっかり確認しましょう。
まとめ
今回はレオパの脱皮の皮手伝い方について解説しました。
はじめてお手伝いする場合は怖いかもしれませんが、皮が残ったままにしていると脱皮不全になってしまうため、剥いてあげる必要があります。
皮の潤いで剝きやすさが変わるので、手伝う前は必ず高湿度状態にして皮を潤わせるようにしましょう。