みかん先生のレオパ講座
レオパ

わたしは餌を与えすぎ?ヒョウモントカゲモドキの適切な餌の頻度と量は【飼育の疑問】

こんにちは、今日はヒョウモントカゲモドキの餌についてお話したいと思います。

餌の与えすぎるとどうなるのか

餌の与えすぎで起こりやすい疾患に肥満があります。

ただ、人の肥満のように見た目が悪くなるというわけではなく、可愛い感じのプロポーションになりますので、自分たちの目からは一見太っている状態だと気づきにくい場合が多いです。

しかし肥満の状態に気づかずに餌を与えすぎていると、人間と同じように肝臓や内臓に脂肪がたまり、臓器の働きを弱め、身体に異常を起こすリスクがあります。

肥満は全ての病気の原因に繋がる疾患です。ヒョウモントカゲモドキを健康的に長生きさせたいのであれば改善してあげるべきでしょう。

脇プニは出来ない個体も存在する

前足の脇部分に出来るぽっこりした膨らみの事を脇プニと呼びます。これはヒョウモントカゲモドキが太っているかどうかの指標の一つとして知られています。

しかし全ての個体が太ると脇プニが出来るというわけではなく、出来る子と出来ない子が居るため、脇プニが出来ていなければ肥満ではないという訳ではありません。

肥満の指標は尻尾で確認

ヒョウモントカゲモドキの肥満の指標にしやすいのは尻尾です。

ヒョウモントカゲモドキは栄養を最初に尻尾に溜め込んでいく習性があり、尻尾に溜め込めない分を身体に溜め込みます。身体が太ってきた時点で肥満はほぼ確定しているので、身体が太いようであればダイエットを行いましょう。

話を尻尾に戻しますが、ヒョウモントカゲモドキの適正な尻尾の太さはその個体の尻尾の一番太い場所と首の太さが同じ、もしくは一回り細いぐらいが適正です。

一見ちょっと痩せてるかな?ぐらいの見た目の方が本来のヒョウモントカゲモドキの体型でペットショップなどの子は見栄えを良くするために肥満傾向になりがちです。

内向的な生き物ヒョウモントカゲモドキ

ヒョウモントカゲモドキの性格は言うならば内向的です。

一日のほとんどは巣穴や隠れ家に籠り、本当に必要がある時だけお外に出て活動します。

お外に出ても活発的に活動する事は少なく、ゆっくりと活動している場合がほとんどです。

これが何を意味するのかと言うとヒョウモントカゲモドキと言う生き物は一日に消費するカロリーが少ないと言う事です。

人間や哺乳類のような生き物は体温を上げるためにカロリーを消費するため、動いていなくてもある程度カロリーを消費してしまいますが、ヒョウモントカゲモドキは爬虫類で、変温動物であるため、動かない場合はほとんどカロリーを消費しないのです。

カロリーが必要な場面

ヒョウモントカゲモドキが一番カロリーを消費するのは成長期と受傷や産卵をする場合です。

通常、生後一年程度までは身体の成長は続きます。ショップ等で誕生日等を確認していれば生後一年(アダルト期)を目安に給餌の頻度を調整する必要があります。

アダルト期に入ると身体の成長が止まり、カロリーの消費が低くなるため基本的には餌の量は減らした方が良いでしょう。しかしアダルト期でも消費カロリーが多くなる場合があり、それが受傷時と産卵時です。受傷時は傷を治すためにカロリーを消費し、産卵時は卵に栄養を持っていかれるため、カロリーを消費するのです。

餌の頻度

ヒョウモントカゲモドキの餌の頻度は成長度を目安に与えていくのが一般的です。

ショップで購入出来るような個体は基本的に生後2~3ヶ月経過しているような個体が多いため、基本的には成長期の状態で、2~3日に1回食べるだけ餌を与えていくようにしていけば問題ありません。

成長期が終わる生後1年からは今まで成長に使っていた栄養も溜め込むようになるので、個体の活動量や尻尾の太さを確認しながら、餌を調整していく必要があります。

基本的には週に1回食べるだけ餌を与えるのが良いですが、給餌の機会を増やしたいのであれば、3日に一回餌の量を調整しながら与えていきます。

生後1年過ぎのアダルト期の個体は飼育設備や、飼育温度、その個体の性格活動量によってカロリー消費量が変わるので、自身の環境に応じた給餌頻度を模索していく必要があるでしょう。

また受傷や産卵時はアダルト期でも一時的にカロリー消費が上がるため、合わせて餌の量を増やす必要があります。

人工餌の与えすぎに注意

レオパゲルのような人工餌は通常の活餌を与える場合と比べて栄養バランスが良く、消化が良いです。

消化が良いと言うことは効率的に栄養が吸収されると言う事で、活エサと同じ量で与えていると、知らない内に栄養過多になっている場合があります。

人工餌を与えている場合は、その点に注意しつつ、量を細かく調整していってあげてください。

まとめ

ヒョウモントカゲモドキは適切に飼育され、病気をしなければ10年程生きる爬虫類です。

しかし一部誤った給餌頻度により、肥満から他の疾患を発症し短命になってしまうヒョウモントカゲモドキも存在します。そうならないために飼育者は可愛いからと食べるだけ給餌せず、ヒョウモントカゲモドキの体型をチェックしながら健康的に暮らせるように調整してあげる必要があると思います。