どうもfhsnsqzです。
twitter等を見ているとヒョウモントカゲモドキをお部屋に放して散歩させている人を見たことがありますよね?
今回はあの散歩について解説していきたいと思います。
部屋んぽ
ヒョウモントカゲモドキは生体が小さく、外で散歩をさせる事が難しいため、部屋の中で散歩を行います。 爬虫類界隈では部屋んぽと呼ばれる行為で、犬の散歩や、鳥の放鳥と同じような意味で行われる事が多いです。
狭いケース内からヒョウモントカゲモドキを広い部屋の中で自由に散歩させる事でストレスを軽減させると行った目的で行われている事が多いです。
部屋んぽは賛否両論
部屋んぽはヒョウモントカゲモドキの中でも賛否両論です。
賛成派の意見
賛成派の意見は上記でも伝えたようにケージ内から広い場所で自由に散歩する事でストレスの軽減繋がる。人の目につく場所で散歩させる事で人に慣れさせるといった意見があります。
反対派の意見
反対派の意見では元々ヒョウモントカゲモドキは隠れて過ごす生き物なのだから、慣れない場所や広い空間に出す事がストレスに繋がる。飼い主の自己満足だと言う意見があります。
fhsnsqzの意見
私は部屋んぽ賛成派です。
私はヒョウモントカゲモドキを自分と置き換えて考えています。
毎日同じ部屋で、定期的に水と餌が支給されて、掃除して貰える生活。
確かに生きる分には問題は無いと思えますが、あまりにも暇では無いでしょうか?自分たちであれば、部屋の中でも読書をしたりゲームをしたり暇を潰して過ごす事が出来ます。
私の飼育環境は小さなケージに床材を平面に敷かれシェルターと水入れが設置されているだけです。これではケージの中でヒョウモントカゲモドキは何をすれば良いのでしょうか?ただ一日を過ごすだけしか出来ません。
それなら私はケージの外に出して、自分の思うがまま移動して貰いたいです。自分にはヒョウモントカゲモドキが何を思っているかは分かりません。ですがいつもと違う環境で、影に隠れてみたり、物の上に登ったり、きっと刺激になると思います。
私が言いたいのは完全に管理されたストレスの無い生活環境は、ヒョウモントカゲモドキとって一番良い生活環境では無いのではないか?と言う事です。
適度な刺激は必要であると考えています。なので定期的にハンドリングをしてみたり、部屋んぽをする事は良い刺激だと思います。
もちろんやり過ぎはストレスのかけすぎに繋がりますので、適度に行うようにするべきです。
部屋んぽのやり方
部屋んぽの注意点
- 散歩部屋の温度を一定にしよう
- 危ない物は撤去する。塞ぐ。
- 散歩中は目を放さない
①散歩部屋の温度は一定にしよう
部屋んぽを行う場合はまず部屋の温度を暖房等の空調を利用して一定に保ってあげましょう。一時的な散歩なのでそこまで敏感になる必要はありませんが、冬場や夏場の温度が大きく寒く、暑くなる日は注意してあげましょう。ヒョウモントカゲモドキの適温に維持する事で、快適な環境で散歩が行なえます。
②危ない物は撤去する。塞ぐ。
散歩する部屋の環境を整えてあげましょう。少しの刺激で崩れたり倒れそうな物はありませんか?特に危ないのはタンスや本棚などの間に出来た隙間です。ヒョウモントカゲモドキは習性で隠れようとするため、あのような隙間が大好きです。見つけたら入ろうとします。隙間に入ってしまうと救出作業が大変になりますので、ガムテープなどで塞いであげると良いでしょう。
③散歩中は目を放さない
散歩中は出来るだけヒョウモントカゲモドキから目を離さないようにしましょう。ケージから出たヒョウモントカゲモドキは意外と早く動きます。少し目を離すとすぐにどこかに移動している事が多いです。
もし居なくなったら近くの隠れられそうな場所を探しましょう。大体隠れてます。
まとめ
今回は部屋んぽについて記事にしました。
部屋んぽは飼い主の考え方でする方、しない方が居ます。もちろんどちらが良いというわけではありません。
どちらもヒョウモントカゲモドキの事を思って選択した結果であると考えています。
自分の飼育者としての理念を考えて、どちらがヒョウモントカゲモドキにとって良い選択なのか考えて実行しましょう!