今回の記事では
レオパを飼育する上で飼育本は買ったほうがいいの?
ネットで調べられるのに買う必要はなくない?
といった疑問がある方向けに解説していきたいと思います。
結論
結論として飼育初心者の方は何かしらの飼育書を一冊購入し、目を通す事をおすすめしています。
飼育経験者の方はあまり飼育書を購入する必要はないでしょう。
ネットで調べれば飼育書に書いてある内容はほとんど出ている、と思う方もいますが、ネットに気軽に投稿してある内容・情報が真実か識別するのは難しいです。
こういった本として出版されていて信憑性の高い情報を取り入れると言った方法を取る事が初心者にとっては良い判断だと思っています。
飼育方法を調べる方法
ペットは飼育知識ない状態で円滑に飼育していくのは困難です。
なのでほとんどの方は予め飼育知識を調べてから、もしくは調べながら飼育を行っていると思います。
- 経験者から話しを聞く
- ネットで調べる
- 飼育書を購入する
大体の人はこのような方法を使って飼育方法を調べるでしょう。
飼育経験者から話しを聞くというのは有効な手の一つです。
経験者の飼育環境で問題が出ていなければ、間違った事をしている可能性は少ないため、有益な情報が得られると思います。
しかし、レオパの飼育を始める前に飼育経験者が周りに居ると言うケースは少なく、話しを聞くのは敷居が高いです。
次はネットで検索して調べると言う方法です。ネットに記載された飼育方法は、サイト運営者が実践してきている飼育方法が記載されているため、間違った飼育方法が記載されている事は少ないです。
しかし、上記の2つは、どちらも飼育者の主観が入っていたり、人によって意見が変わる事、一個人の意見のため信憑性にかけるといった問題があります。
出版されている飼育書はどうでしょうか。
購入しなくては情報が得られないデメリットはありますが、会社によって作り上げられ販売され、多くの人に購読されているため、ネット記事と比べると信憑性が高く情報精度が高い、つまり飼育知識で間違った事が書かれている可能性がほとんどありません。
以上の事から、飼育初心者の方におすすめできる道順は
- 飼育書を購入し、そこから飼育知識を得る
- 飼育書にない情報や疑問に思うことをネットで調べたり、経験者から話しを聞く
- 以上を参考にしながら自分の飼育環境に合わせてアレンジする
という風にするのが良いと思います。
飼育方法の正解は一つではない
レオパの飼育方法に正解は一つではありません。
- 飼育温度
- 湿度
- 餌の量・頻度
これらの条件は飼育において大きな影響を与えますが、大きく逸脱した内容でなければ、レオパは問題なく飼育出来ます。
- 飼育容器の大きさ
- 床材の種類
- 隠れ家の有無
- 水皿の有無
- 流木・インテリアの有無
これらは飼育に与える影響は少ないため、これらは各個人の考え方によって何を使うか意見が別れる問題でしょう。
しかし、どの答えでも全員正解だと思っています。それぞれがレオパが生活しやすいように飼育環境を整えているのですから。
飼育適温や湿度に関しても、レオパの原産国を参考に算出した数値であり、それが本当に最適かどうか分かりません。
例えば、日本国内で長く繁殖されているファミリーのレオパ個体であれば、日本の環境に適応している可能性も十分に考えられます。
色々な意見があってどの意見が正解か迷ってしまうと思うので、まずは飼育書を読むのをおすすめします。
最初に読む飼育書の一冊
そこで数ある飼育書の中から私がオススメする一冊は
「ヒョウモントカゲモドキと暮らす本」です。
この本は他の飼育本と比較して、レオパの飼育に必要な知識が浅く広く記載されており、この一冊さえ読んでおけば、レオパの飼育におけるイロハは学ぶ事が出来るでしょう。
他の飼育書はモルフ(品種)の紹介に使われるページが多く、飼育書と言うよりは図鑑になっている本や、病など、専門的な知識が多く記載され、多くの初心者には不要な内容が書かれていたりする中で、こちらは初心者に分かりやすく、取り掛かりやすいになっています。
ヒョウモントカゲモドキと暮らす本
この本が初心者にオススメ出来るポイント
- 飼育に必要な内容がほぼ記載されている
- 画像付きで細かく解説されている
- 発売開始から時間が経過しており歴史がある
1.飼育に必要な内容がほぼ記載されている
- レオパの飼育用品
- 飼育温度、湿度
- 成長段階ごとの餌の量
- レオパに必要な栄養
- レオパの基本的な行動
レオパの飼育する上で知っておく必要があるのは以上の内容でしょう。
こちらの内容が詳細に解説されているこの飼育書は初心者にとってオススメ出来る本です。
病気についても、レオパが比較的なりやすい病気の特徴などは記載されているため、緊急時も参考になるでしょう。
2.画像付きで細かく解説されている
この飼育書では各ページに多くの画像が使用されており、初心者に理解しやすく配慮されている点がオススメできます。
例えば
- レオパが尻尾を立てている時の威嚇中の姿
- 脱皮時に身体が白くなった姿
- 餌(昆虫)の与え方
- レオパの成長段階
- 飼育のレイアウト
こう言った内容はレオパを飼育した事がない飼育初心者には文章だけでは想像しにくく、理解が難しいと思います。
そこに画像を交える事に理解しやすい内容になっています。
3.発売開始から時間が経過しており歴史がある
この本は2015年に発売され、発売されてから6年経過しています。
その後様々なレオパの飼育書が発売されていますが、レオパの飼育書としては一番歴史のある本です。
多くの飼育者が読者になっており、この本に書かれた飼育法を実践しています。
以降に販売された本も読んでいますが、この本との違いは飼育用品が新しい物を使っていたり、他社の商品を使っているぐらいで、真新しい情報はあまりありません。
解説方法なども考え、一番分かりやすいのが本書でした。
まとめ
ネットの中では一個人の主観や考えで飼育方法に違いがあるため、初心者は何を信じて良いのかわかりにくくなっています。
そのため飼育書を購入し、そこから基本を学び、必要に応じてネットの意見を参考にすると言った方法を取るのが、一番良い方法だと自分は思います。
飼育書であれば情報に違いは少ないですが、初心者に一番分かりやすく解説されているのは「ヒョウモントカゲモドキと暮らす」だと思います。
以上です。この記事が皆様の参考になれば幸いです。