こんにちはfhsnsqzです。
今回はヒョウモントカゲモドキを飼育する上で土やペットシーツ等の床材は必要なのかどうかという事について解説していきたいと思います。
結論
結論を言うとレオパにとって床材はあってもなくても、問題はありません。
なにか理由があるのなら敷かなくてもレオパの命に関わる事はないでしょう。
しかし床材はレオパ、飼い主にとって様々なメリットをもたらします。
次はそのメリットを解説していきます。
メリット①排泄物の掃除が楽になる。
飼い主にとっての第一のメリットは排泄物の掃除の管理が楽になる事です。
床材が何もない状態の場合、排泄物は飼育ゲージの床面に付着します。ヒョウモントカゲモドキの糞は基本的に柔らかい状態ですので、貼り付いて、乾燥を経て床に固着します。
そうなると水を含ませて拭き取らないと綺麗に拭き取ることが難しくなってしまいます。
床材があるとペットシーツの場合は糞をしたら取り替えるだけで良く、土や砂系の床材であれば、周囲の床材ごと取り除き破棄してしまえば良いだけなので、掃除がとても楽になります。
メリット②湿度の管理がしやすくなる
床材には保水効果があるため、水分を吸収します。床材に霧吹きを行うことで、水分を吸水し、ゲージ内を湿度を長期間保ってくれます。
床材がない場合、霧吹きを行うと、ゲージ水滴だらけになるため使えず、
別の方法で乾燥対策をする必要があります。
メリット③パネルヒーターから距離ができ、低温火傷の予防になる
レオパの飼育する上でパネルヒーターの設置は絶対必要になります。
パネルヒーターの設置場所は床面のため、その熱は床面を通じて直接レオパに伝わります。
レオパも生き物なので、熱い時はその場所から逃げますが、パネルヒーターの面積が広かったりすると、長時間熱にあたる事で低温火傷に繋がる恐れがあります。
床材を敷いておくことで、レオパに伝わる熱の量を調節し、低温やけどを予防してあげる事が出来ます。
メリット④掘る習慣によるストレスの低減
ヒョウモントカゲモドキは土を掘ると言う習慣があります。床材を敷いておくことで、シェルター下の床材を掘って、シェルターの広さ環境を調節したり、無心で周辺の床材を掘ったりします。
どういった理由で掘っているのかは分かりませんが、習慣が行えることで、レオパのストレスの低減につながっていると考えられています。
床材が無くても掘る動作は行いますが、実際に掘れた方がヒョウモントカゲモドキもやり遂げた感じがあって良いのではないでしょうか?
まとめ
ヒョウモントカゲモドキの飼育ゲージに床材を敷くことは飼い主・ヒョウモントカゲモドキの両者にとって以下のメリットがあります。
- 排泄物の処理がしやすくなる
- 湿度の管理がしやすくなる
- パネルヒーターによる低温やけどを予防出来る
- 掘る習慣が行える事でストレスを軽減出来る
もちろん定期的に交換する必要があると言うデメリットも生まれますが、少ないデメリットで、多くのメリットを生み出す床材を、自分は敷いた方が良いと思っています。