みかん先生のレオパ講座
レオパ

ヒョウモントカゲモドキの便秘対策【飼育の疑問】

ヒョウモントカゲモドキの排泄では茶色い固形物である便と、白い固形物である尿酸と呼ばれる固形のおしっこが排泄されます。

しかしヒョウモントカゲモドキを飼育していると、排便間隔が長いなーと感じたり、尿酸だけしか排泄していない事があり、便秘なのではと心配になってしまう事があると思います。

今回はそんな時の原因と対応について解説していきたいと思います。

便秘を疑う前に

通常レオパの排泄頻度は2~3日周期と解説されていることが多いですが、レオパの給餌頻度によって、排泄の周期は変化します。

例としては、うちで飼育している3日おき給餌のレオパ場合は3~4日周期、1週間おきの給餌の子は6~8日に一回排便を行っています。

もちろん排便までの間に尿酸は排出するため、便はない尿酸単品で排泄していることはよくあります。

なので尿酸単品で排泄していて、便が出ていないから、便秘だと疑うのは良くないと思います。

自分で飼育しているレオパの給餌間隔を考えて、排便間隔を計算してあげましょう。

大体給餌間隔日数+2~3日以内で収まっているのであれば問題ないケースがほとんどでしょう。

他にも、レオパには、排便した糞を食べてしまう個体も一定数存在します。

排泄物が尿酸しか見当たらないケースだと糞を食べてしまっている可能性がありますね。

糞を食べる理由は栄養やカロリー不足を補うためだったり、敵に自分の痕跡を残さないようにするためと様々ですが、食べる事自体には大きな問題はありません。

便秘の可能性が高い場合

便秘の場合はレオパに以下のような症状が現れます。

①食欲が落ちる

便秘状態で消化器官に便が残った状態では胃に食べ物を受け入れられず、いつもより食べが悪かったり、全然食べないといった事が出てきます。

②下腹部が膨らんでくる

便秘の状態だと腸内に便が溜まっている状態ですので、外見に影響が出てきます。レオパの下腹部周りが張って、太くなります。

以上の2ケースに思い当たる事があれば便秘の可能性が高いでしょう。

便秘の対処法

便秘に対する対処法として生活環境の見直しがあります。

①飼育温度を見直す

これを記事にしているのは2月の寒い時期ですが、便秘の要因の一つに飼育容器温度が低いという可能性があります。

ヒョウモントカゲモドキは変温動物ですので、周りに温まる場所がないと、体温を上げる事が出来ず、低体温では臓器の動きが弱まり、正常に動かせません。

パネルヒーター、暖突などの保温グッズを使い飼育容器の温度を適温に保ってあげましょう。

ヒョウモントカゲモドキの適温は24~33度程です。

ヒョウモントカゲモドキの適温についての記事はこちらから

②温浴

これも考え方は上と一緒で、ヒョウモントカゲモドキの体温を上げる事で消化器の動きを良くして排便を促してあげるため、温浴させます。

温浴のやり方は色々ありますが、バケツやプラケース等に35度前後のお湯をヒョウモントカゲモドキが溺れない程度張って15分程入れてあげましょう。

お湯の量が少ない場合や寒い時期に行う場合は水温の低下が早いため、ヒョウモントカゲモドキの体温が下がらないように温度に気を付けて、場合によっては温度が下がる前に終了しましょう。

②サプリを使用する

便秘気味の爬虫類用の整腸剤サプリメントに「レプラーゼ」が存在します。

これは粉末タイプなので普段の食事の準備でカルシウムなどダスティングする際に一緒にダスティングしヒョウモントカゲモドキに摂取させます。

レプラーゼは爬虫類用の整腸剤サプリですので、便秘傾向のヒョウモントカゲモドキにはもちろんの事、日頃の元気なヒョウモントカゲモドキの便秘対策として、利用するのもオススメです。

こちらは水溶性のレプラーゼで、上記の粉末タイプのレプラーゼを拒絶してしまう子用の水に溶かして使うタイプです。

人工の乾燥飼料などをふやかす際の水に溶かしたり、水入れの水に添加して使用する物ですが、水入れに入れる際は水が腐りやすくなるため、水の交換頻度を通常よりも早くしたり使用には注意しましょう。

まとめ

ヒョウモントカゲモドキの排便間隔は給餌間隔によって変化するため、ヒョウモントカゲモドキの便秘判定は個体差があります。

排便間隔が給餌間隔+2~3日程度で収まっているのであれば問題はありません。

レオパの様子を確認し、拒食やお腹のサイズで便秘の有無を確認してあげると良いでしょう。

便秘対策としては環境温度を適温に調整したり、温浴で体温をあげる事で、臓器の動きを活発にさせる方法や、食事に整腸剤を混ぜて与える事で、腸内の環境を整える事で便秘の対策をしてあげましょう。